「週5日、朝から閉店までサロンに立つ生活をこの先も続けられるか不安」「もう1日休みがあれば、体も予定もずいぶん楽になるのに」。経験を積んだ美容師ほど、こうした迷いを抱えやすいものです。
一方で、休みを増やすと収入が下がるのでは、正社員では無理なのでは、という心配もあると思います。この記事では、週休3日で働く美容師の実態、収入の考え方、正社員で相談するときの確認ポイントを整理します。
週休3日で働く美容師の実態|3つの働き方のパターン
美容師の週休3日には、大きく分けて3つの形があります。1つ目は、サロンが制度として全員を週休3日にしているケースです。2つ目は、正社員のまま個別に相談して休みを増やすケース。3つ目は、業務委託などで出勤日を自分で決めるケースです。
求人票で「週休3日」と見かけても、どの形なのかで条件は大きく変わります。まずは自分が希望する形をはっきりさせておくと、サロン選びで迷いにくくなります。
正社員のまま週休3日にする場合
正社員の場合、社会保険などの待遇を保ったまま休みを増やせる点が大きな利点です。ただし、制度として週休3日なのか、個別の相談で認められるのかはサロンによって異なります。
給与条件も週休2日と同じとは限りません。基本給や保証給が何日勤務を前提にしているのかは、事前に必ず確認しておきたいところです。
業務委託・フリーランスで出勤日を減らす場合
業務委託は出勤日を自分で組みやすい反面、報酬は売上に連動します。社会保険や交通費の扱いも正社員とは変わるため、休みの多さだけで比べないことが大切です。
週休3日にすると美容師の収入はどうなるのか
出勤日が減れば、担当できる予約枠も減ります。週5日から週4日になれば、営業日数はおよそ2割少なくなる計算です。休みを増やしても収入を保てるかは、「1日あたりの売上」と「給与の仕組み」で決まります。
出勤日1日あたりの売上をどうつくるか
1日の売上は、客単価と担当人数でほぼ決まります。低単価で数をこなすサロンでは、出勤日が減ると売上もそのまま下がりやすくなります。
縮毛矯正や髪質改善のように単価の高いメニューが中心なら、少ない出勤日でも売上をつくりやすくなります。新規の来店が安定しているかどうかも、出勤日の予約の埋まり方を左右します。
給与の仕組みによって手取りの変わり方が違う
歩合制のサロンでは、売上がそのまま収入に反映されます。固定給中心のサロンでは、休みを増やす際に基本給が日数に応じて調整されることがあります。
保証給があるサロンでは、「何日勤務の場合の保証か」も確認しておきましょう。週休2日を前提にした保証であれば、休みを増やすと条件が変わる可能性があります。休みと収入のバランスは、入社前に数字で話しておくほうが後悔がありません。
美容師の収入全体の考え方は、美容師の年収についての記事で詳しくまとめています。
正社員で週休3日を相談する前に確認したい5つのこと
- 週休3日は制度か、個別の相談か(実際にその働き方のスタッフがいるか)
- 週休3日の場合の給与条件(基本給・歩合・保証給の扱い)
- 休む曜日を固定できるか、土日の出勤はどうなるか
- 指名のお客様の予約を、少ない出勤日にどう寄せるか
- 社会保険や有給休暇など、正社員の待遇は変わらないか
特に見落としやすいのが、指名のお客様の予約です。出勤日が減ると、同じ曜日・同じ時間帯に予約が集中しやすくなります。休む曜日を固定して早めにお伝えしておくと、お客様も次回の予定を立てやすくなります。
面接でいきなり聞きにくい場合は、見学の段階で「週休3日のスタッフはいますか」と尋ねてみるのもひとつの方法です。実例があるサロンなら、売上や予約の組み方も具体的に聞けます。
ShellBearの場合|完全週休2日が基本、週休3日は相談可
銀座のShellBearでは、正社員スタイリストの休日は完全週休2日(シフト制)が基本です。そのうえで、週休3日の働き方も相談できます。全員が週休3日になる制度ではなく、希望に応じて個別に決める形です。
週休3日の場合の給与条件は、面談時に個別にご説明しています。なお、入社後6ヶ月間の月収40万円保証は、完全週休2日の場合の条件です。

週休3〜4日勤務で平均月商約78万円のスタッフ実例
在籍スタイリスト9名の直近3ヶ月の平均月間売上(税込)のうち、約78万円のスタッフは週休3〜4日で勤務しています。出勤日を減らしても、一定の売上をつくれている実例です。

背景には、会社が新規集客を運用していることがあります。直近1年間の新規来店は5,176名、直近3ヶ月の平均単価は13,390円です。出勤日に予約が入りやすく、単価の高いメニューで売上をつくりやすい環境です。
週休3日以外の休みの制度
夏季休暇5日間と正月休暇(1/1〜1/3)があり、有給休暇の取得実績もあります。土日休みの相談や、月12日休み(週休3日相当)の働き方も可能です。

休み方別に詳しく知りたい方へ
週休3日以外の休み方は、それぞれの記事で詳しく解説しています。
週休3日の働き方は、見学や面談で直接聞いてみてください
「週休3日だと給与はどうなるのか」「出勤日の予約は実際どう入るのか」など、気になる点は見学や面談で個別にお答えします。見学だけ、LINEで質問だけでも大丈夫です。無理に転職をおすすめすることはありません。
よくある質問
正社員のまま週休3日で働けますか?
ShellBearでは完全週休2日が基本で、週休3日は相談可能です。実際に週休3〜4日で働くスタイリストも在籍しています。
ShellBearはスタッフ全員が週休3日のサロンですか?
いいえ。全員が週休3日の制度ではありません。基本は完全週休2日(シフト制)で、週休3日は希望に応じて個別にご相談いただく形です。
週休3日にすると給与はどうなりますか?
週休3日の場合の給与条件は、面談時に個別にご説明します。入社後6ヶ月間の月収40万円保証は、完全週休2日の場合の条件です。
入社の時点から週休3日を希望してもよいですか?
面談の段階でご希望をお伝えください。働き方のご希望と、その場合の給与条件をあわせてご説明します。




